ご当地FP®ベストセレクション(自動車保険)
ご当地FP®30名が選んだ補償内容の傾向をまとめてみた。利用頻度や利用用途問わず、基本的な傾向は次のとおり
SUMMARY基本的な傾向
搭乗者傷害保険は不要か?
搭乗者傷害保険は自動車事故でケガをした場合にその治療費があらかじめ契約した金額で支払われるもの。人身傷害保険でカバーできることから「選ばなかった」FPが30名中20名もいた。選んだFPは「人身傷害保険と違い治療中でもすぐ支払われるから」というのが理由だ。
免責ゼロはもう古い?
車両保険には免責金額が設定できる。免責金額を設定すると保険料が大幅に安くなる。1回目の事故の免責金額を設定しなかったFPは車両保険を選んだ26名中4名。ほとんどのFPが免責金額を設定した。その理由の中心が2012年4月から始まった「等級制度の改訂」。少額事故で保険を使うとその後の保険料UPの方が自腹を切るより負担が大きくなる可能性が高いからだ。
個人賠償責任保険は必須アイテム
個人賠償責任保険は日常生活における賠償事故をカバーしてくれるもの。子どもが人の物を壊してしまったり、犬が他人に噛みついたり、自転車で人をケガさせたりするなどの賠償を補償。家族全員が保険を使えて保険料も安価であることから30名中24名が選んだ。選ばなかった人は「他の保険についているから」という理由であり実質全員が利用したいと考えている。
BEST PLAN MODELベストプランモデル
ご当地FP®30名が作成したプランを集計してみると・・・・
FPが選んだ補償で多かったものは「あり」、少なかったものは「なし」でベストセレクションを作成してみた。
賠償保険 | 対人賠償保険 | 無制限 |
---|---|---|
対物賠償保険 | 無制限 |
傷害保険 | 無保険車傷害保険 | 無制限(人身傷害保険を優先) | |
---|---|---|---|
人身傷害保険 | 保険金額 | 3,000万円 | |
車外担保 | あり | ||
人身家族おもいやり | — | ||
搭乗者傷害保険 | なし |
車両保険 | 保険金額 | 250万円(上限金額) |
---|---|---|
自己負担額(免責金額) | 1回目事故:10万円 | |
2回目事故:10万円 | ||
車対車(車同士)の事故 | あり | |
火災・落書き・台風 | あり | |
盗難 | あり | |
車庫での水災 | なし | |
単独事故・あて逃げ | あり | |
事故時代車 | なし |
その他の保険 | ロードアシスタント | あり |
---|---|---|
弁護士費用 | あり | |
個人賠償責任 | あり | |
ファミリーバイク | なし | |
対物全損時修理差額費用 | あり | |
車両積載動産(身の回り品) | なし |