一戸建てかマンションかによって、住まいの損害リスクは異なる。各補償内容ごとに、保険金の支払い件数を確認して設計した。

一戸建ての中で支払件数が一番多いのが地震保険であること、ハザードマップでは倒壊リスクは低いが液状化リスクはやや高めであること、住宅ローンを組んでいることから付ける。

地震保険の次に支払いが多いのが風災・ひょう災・雪災の補償。主に、屋根・雨どいカーポート、ガラス、アンテナなど建物に対する被害が多いため、建物に付け、家財は付けない設計内容にした。

給排水設備の事故が原因で起きた水漏れ損害が支払い対象のため、一戸建てではあまり必要性を感じない。飛来に関しては道路から門や建物が奥まっている為リスクは低いと考えられる。よってこの補償は付けない。

空き巣によって、ガラスや錠穴を壊されたり、20万円以内の現金を盗難されると、精神的ダメージも大きくなりると考え、建物、家財の両方に付ける。

台風が原因で起きる洪水などの損害は保険金支払額が大きくなる傾向にあるが、洪水ハザードマップを確認するとリスクが低い地域である事が確認できたため、付けない。

臨時費用は欲しいところだが、盗難時の支払事由がないため付けない。